family of four walking at the street
教育

一条校でないことのデメリット・メリット

オルタナティブスクールはまだまだ一条校でない学校が多いです。

一条校については、一条校ではないということを参照してください。

一条校ではないということについてピンとこないことが多いと思うので、私が今回進学を決めるにあたって感じたメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

まずは感じやすいデメリットです。

デメリット
■法律的には認められていない学校であること
■通学する学校では、卒業資格が得られないこと(在籍の公立小学校では卒業資格がもらえます)
■在籍校は地域の公立小学校になるということ
■市町村・教育委員会・地域の公立小学校との話し合いが必要であること
■受験する際には、卒業資格がない、公立小学校での内申がないということがネックになる可能性があるということ
■交通費が学割が適用されないこと
■補助金がないので、費用がかかること

私が感じたデメリットで思い当たるのはこのあたりですが、見て頂くと分かる通り、形式上のデメリットが多いです。

通う為には色々と準備・手配が必要であり、子どもというよりは親にとってデメリットが多い気がします。

また、一番実感するデメリットとしては最後の交通費の学割が適用されない点ですが、こちらは適用させる方法もあります!また別の機会にお話しします!

次にメリットです!こちらは感じ方それぞれかもしれませんが、あくまで私が感じたメリットです。

メリット
■少人数で教育を受けられる(ほとんどの学校が公立小学校よりも少人数かと思います。)
■学校ごとに特色があるので、子どもにあった学校を選ぶことができる。
■先生がほぼ同じ意識を持って指導して下さる。(公立小学校のように先生によって方針がかなり違うということは少ないと思う)
■生徒・保護者も似たような教育方針であることが多い。
■認可されていないからこそできることが多い。

一番最後の「認可されていないからこそできることが多い」。

これが色々な学校を検討した結果、一番感じたことです!一条校として認可されるということは、文部科学省に認可されているということなので、ある程度指導要領に沿って教育をしていく必要があります。

認可されていないということは、これがないということです。全て学校で決められるわけです。

なので、何にも縛られることなく教育をしていくことが可能なのです。だから、どんどん学校の特色をもって指導していけることになります。

学校側も認可された方が経営的にはだいぶしやすくなるが、認可されていないからこそできることもたくさんあると言っておられるところが多いイメージです。

実は今がチャンス?

日本は義務教育は一条校に通うのが前提の法律ですが、それ以外に通う選択肢もあるんだよ、と知ってもらえたらいいなと思います。

海外ではオルタナティブスクールが当たり前に一つの選択肢であることも多いです。

日本も今後少しずつ認知され、学校も認可されるところが多くなり、もっと選びやすくなっていくのではないかと思います!

逆に当たり前の選択肢となれば、倍率も高くなり、希望する学校に入れないということも出てくると思うので、ある意味今はチャンスかなと思っています。

娘は2021年より小学校1年生になる学年で、2020年夏頃から何校か見学に行き、受験をしましたが、実はすでに倍率が高くなってきているんです。

我が家が検討した学校がたまたまといった可能性もありますが、全部で5校ほど見学に行きましたが、ほとんどの学校が去年(2019年)頃から倍率が高くなってきているとのことでした。

それまでは、定員割れ状態が普通で、本人が希望し学校と合うと判断されれば入学できていた学校が、希望しても定員以上の希望者がおり、選考せざる追えない状況だそうです。

すごいところでは、2年前程までは定員割れだったところが、今年は倍率4倍というところもありました。4倍まで行かなくても2倍なんてことはよくある話でした。説明会も想定以上の人数で急遽座席を増やすなんて学校もあったぐらいです。

それほど、今少しずつオルタナティブスクールが注目を集めだしていると実感しました。

今後学校も増えていく一方で、希望者も増えていくのではないかな~と思っています。

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