目次
1.いわゆる普通の小学校には一度も行っていません
娘は特に診断はないグレーゾーンの子どもです。
小学校に上がるときに、漠然と普通の公立小学校で楽しんでいる娘の姿が想像できませんでした。
自分のペースを乱されると保育園でもトラブルが多く、このまま普通の公立小学校に進学して問題ないのだろうか?
でこぼこがあると、特別支援学級や通級の選択肢が浮上してきますが、この子にとって本当にそれは必要なのだろうか?とすごく悩んだ経験があります。
そのため年長の夏頃から、あらゆる小学校に娘と一緒に見学に行きました。
結果的に、インターナショナルスクールに進学し、その後、フリースクールに移っています。
一度も、一条校と呼ばれる小学校には通っていないのです。
2.小学校に行かなくても問題はない
小学校・中学校は義務教育のため、行かなければ罰則があるのではないか?と思われていることもありますが、厳密にいうと、親は子どもを学校に行かせる義務があります。
そのため、親の意思のみで学校に行かせないということはできません。
だけれども本人が行きたがらない場合は不登校でも特に罰則はないのです。
ただ、義務教育以外の学びの場を自ら選んで通っている場合でも外面的には「不登校」という扱いになります。
ですが、これも学校との連携によっては、他の学びの場に通っている日数を「出席扱い」にしてくれる場合もあります。
フリースクールに通うために在籍学校との連携はどうする?出席になるの?
3.子どもが「小学校行きたくない!」と言ったとしても落ち着いて対応したら大丈夫です!
発達にでこぼこがあってもなくても、学校が合わない子というのは一定数います。
2020年度の不登校の人数は、小学生中学生合わせて19万6127人で、8年連続増加しています。
子どもが突然不登校になるということは決して珍しいものではなくなってきているということです。
実際、私の発コミュの講座をしている中にも不登校のお子さんはたくさん居られます。
特にでこぼこがあると学校が合わないということは多いので、もし「学校に行きたくない」と子どもが言ったとしても、どうしたらいいか?ということを落ち着いて考えていけば大丈夫です!
4.小学校以外の選択肢は今はたくさんあります
私も小学校は義務教育で行くのが当たり前と思っていましたが、探せばいくらでも今は選択肢があります。
実際、娘は今フリースクールに毎日朝から夕方まで通っていますが、ある程度自由に自分らしく過ごせて毎日本当に楽しそうです。
勉強も好きな方ではありませんが、自分のペースで学べることで学ぶ意欲も明らかに増しています。
結局、学校に先生と連携して子どもが安心して通えるようにするもよし、子どもに合う環境を選ぶのもよし!どちらでもいいと思います。
大事なのは、何があっても子どもの味方になってあげられるのはママやパパしかいないということ。
そこさえぶれなければ、どんな環境であっても子どもはしっかり成長していくことができます!