ADHD ASD グレーゾーン 困りごと

朝の支度が遅い子とバトルせずに子どもが1人でできる力を伸ばそう!

目次

お悩みで多い「朝の支度がスムーズにできない」ということ

朝の支度が進まないというのは、

個別相談でも最もよく聞くお悩みです。

 

そして、朝は特に時間がないのでママが一番イライラしやすいタイミングでもありますよね。

 

そんな毎日を卒業するために必要なことをお話ししていきます^^

 

朝の支度が遅い理由は脳の特性が関係しています

グレーゾーンや発達障害のお子さんが朝の支度がなかなか進まないのには脳の特性が関係しています。

 

 

1つ目 脳のエンジンがかかりにくい

まず、朝の支度をなかなか始めないお子さんの場合、脳のエンジンがかかりにくいという特性が影響しています。

 

 

脳は車のエンジンと似ていて、行動し始める最初がものすごくエネルギーを使います。

 

その時に、
「あ〜やりたくないな〜」
「あ〜めんどいな〜」

と思うような課題があると、行動がなかなか始まらないということになるのです。

 

 

2つ目 気が散りやすく集中できない

他には、気が散りやすいお子さんの場合、何か準備し始めてもすぐに他のことに気がいってしまい、気づけば違うことをやり始めていていつまでも支度が完了しないということもあるかもしれません。

 

 

そもそも子どもの脳はまだ未熟なので、行動を途中でやめたくなるというのは起こるものです。

なので、ママの声かけで最後までできるように持っていってあげましょう^^

 

 

 

3つ目 一気に言われても指示を覚えていられない

一度に複数の指示を出してしまっている場合、子どもが一度には全て覚え切ることができず、次にやるべきことがよくわからなくなり、違うことをしてしまっている場合もあります。

 

 

 

 

他にもお子さんによって、朝の支度がスムーズに行かない理由は様々ですが、
「早くしなさい!」と怒っても効果がないのが凸凹キッズの子育てで大変な理由です。

 


ママがイライラ怒ってもいつまでもできるようにはならないのです。

 

ですので、戦略的に子どもの特性に合わせて声かけをして、準備ができるようにしていく必要があります^^

 

 

 

特に年長さんのママは小学校に入って朝の時間が間に合うのか?ということはすごく心配ですよね。

 

 

子どもの朝の支度などの準備は今日声かけを変えれば、明日できるようになるというものではありませんので、今からしっかり準備していきましょう!

 

娘が朝の支度が遅く毎日のようにバトルしていました

実は、私も娘との朝は保育園の頃、毎日のようにバトルでした。

 

ご飯食べる準備ができても、まずなかなか食べ始めない。

 

そして食べ出してもなかなか食べ終わらない。

 

「歯磨きして〜!」と言っても、なかなかやらない。

 

お着替えもやっと始めたと思ったら、気づけばおもちゃで遊び出したりしている。

 

 

もうこの時点で私は、イライラが溜まっている状態なのに、

最後の極め付けに、
出発前に靴下を履こうとすると自分のお気に入りの靴下がなく

「いやー!!!!」

と癇癪が始まるということが日常茶飯事でした。

 

娘は感覚過敏も少しあるので、靴下が履くのがすごく苦手なんです。

 

 

そうなるともう、私も爆発してしまい、

「いい加減にしなさい!」

と親子のバトルが勃発してしまいイライラしたまま保育園へ送っていくという毎日でした。

 

だから、朝の準備でイライラしてしまう気持ちはものすごくわかります。

 

 

ですが、そんな娘も今は自分で用意できることも増え、バトルになることはなくなりました。

 

逆に、私が娘を待たせてしまうことも多いぐらいです^^

 

 

だから、毎朝ママがイライラしてしまっているなら進級前の今にきちんと対応して穏やかな気持ちで進級を迎えて欲しいと思います。

 

朝の支度をスムーズにできるように促せる声かけのポイント

朝の支度がスムーズにできる方法をお伝えしますね!

(1)子どもが喜んですることを間に挟む

朝は最初のエンジンがかかりにくいことが多いので、エンジンがかかりやすいように最初の課題を簡単にしてあげましょう^^

そして、子どもが喜んですることを間に挟んであげると、子どもがスムーズに動くことができますね。

 

(2)ママの声かけでサポートしてあげる

子どもの脳はまだ未熟なので、集中力が続かなかったり、特性として気が散りやすいお子さんは、最後まで行動を続けることが難しい場合があります。

 

なので、ママの声かけで最後までできるようにサポートしていきましょう。

子どもが行動し始めたときに、「もう始めたんだね!」と褒めて、
子どもの行動が終わりそうだなというときに、「もう少しだね!」と褒めて、止まりそうになっている脳のエンジンのアクセルを踏み直してあげるような形です。

 

そして最後までできたら、「できたね!」でOKです^^

 

もし最後までできなかったとしても、できたところまでをぜひ褒めてあげてくださいね^^

 

(3)指示は分解してあげる

一気に指示を出すと、子どもが覚えていられなかったり、なかなか行動をスムーズに移せないことがあります。

また、一度に多い指示を言われると、「なんだか面倒だな・・・」とか「なんだか大変・・・」と思ってしまい、脳がなかなか行動したくない!となってしまいます。

 

なので、一つずつ指示を出してみましょう。

 

「ご飯を食べたら、トイレに行って、歯磨きしてね!」と言うのではなく、
「まずご飯を食べよう!」
「じゃあトイレに行ってね〜!」
「次歯磨きしようね〜!」
という感じですね^^

 

できるようになってくると、一つずつ声をかけなくても、見えるようにホワイトボードに書いておくだけでも子どもが動けるようになってきます^^

 

ぜひやってみてくださいね^^

 

 

お子さんの特性に合わせた対応が必要になるので、個別相談では、お子さんの特性のどこが原因でうまく行かないのか、どう変えていけばうまくいくようになるのか?ということをお話ししますね^^

ぜひ、自分の子どもにはどうしたらいいのか?
と迷われる方はお越しくださいね^^

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