food wood people cup
ADHD グレーゾーン

お風呂に入らない子がすっと動ける声掛けと仕掛け

目次

1.なぜお風呂に入らない?まずは理由から考えてみよう!

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Photo by Yaroslav Shuraev on Pexels.com

 

お風呂になかなか入ってくれず、怒ってしまっていませんか?

 

結構お風呂が嫌い、お風呂になかなか入りたくないという子どもは多いように思います。

だけど、「入りなさい!」「何回言ったらわかるの!」と毎日怒っていても、子どもがすっと入るようになるかといえば、そうではないんですよね。

 

 

逆に、入らないことがどんどん悪化していくかもしれませんね。

 

まずは、入らない・入りたくない理由を考えてみましょう^^

 

 

2.私の娘がそうでした。お風呂になかなか入ってくれず苦行の時間でした。

うちの娘もお風呂になかなか入ってくれない子どもでした。

 

ADHDタイプの特性を持つ娘は、お風呂は嫌いではないのですが、入るまでがすごーく時間がかかるのです。

(ADHDタイプとは、注意欠陥多動性障害と言われますが、気が散ってしまいやすかったり、衝動的に行動してしまったりなどの特性があります。)

 

私が分析した娘がお風呂に入るのに時間がかかる理由はこれでした!

・お風呂自体は嫌いじゃないけど、面倒。

・お風呂にたどり着くまでにあちこちに気が散ってしまう。

この2点が主な原因でした。

 

 

 

 

これ両方とも、ADHDタイプの子どもの特性からきているな〜と感じます。

 

まず、お風呂って大人でもめんどくさいな〜と思うことはありますよね。

子どもは特にこの気持ちは大きいんじゃないかと思います。

私が子どもの頃もめんどくさい!!と思っていた記憶があります^^;

 

ADHDタイプの子どもは、この面倒なこと、やりたくないことをなかなかできない特性を持っています。

だから、ある意味この行動は致し方ないんですよね。

 

もう一つ、娘の場合は、「さあ、お風呂にいこう」と動き出しても、
お風呂にたどり着くまでに他のことに気が散って、いつまでもお風呂に入れないということもありました。

 

例えば、お風呂に行こうと動き出したのに、途中で「あ、ハムスターに餌あげてなかった!」とかって、全然関係のないことをやり始めたりしちゃうんです。。笑

 

「いやいや、なんで今?」と思いますが、こんなことがよくあるんですよね笑

 

思いついたことにすぐに行動してしまう特性からきています。

 

 

ですが、理由がわかれば対処ができます^^!

では、こんな子どもの場合どうやって対応するの?を説明しますね。

photo of toddler smiling
Photo by Alexander Dummer on Pexels.com

3.ADHDタイプの子どもがすっと入るには、声かけの内容・タイミングと仕掛けがポイント!

まず、面倒でお風呂に入りたくない!となってしまっている子どもを行動させるためには、
行動したくなるような仕掛けがおすすめです^^

 

我が家で効果があったのは、「お風呂でお茶会しよう〜^^♪」と誘ったことでした。

 

お風呂に飲み物お菓子を持って入り、まったりお風呂タイムを楽しもう♪というものです。

 

他にもアイスを持って入るというのも効果ありでしたよ★

好きなおもちゃとかでもいいかもしれませんね^^

 

 

お風呂が面倒なものではなく、楽しいものに変われば、ADHDタイプの子どもは飛びついて動くようになりますよ★

 

 

 

2つ目の、途中で気が散ってしまってなかなかお風呂にたどり着かない場合には、途中で気が散らないような声かけが効果的です!

 

まず、ゴールまでが遠いとなかなかすっと進んで行けない可能性があるので、細かく区切って指示を出してみましょう♪

 

ゲーム感覚で進めるとADHDタイプの子は乗ってきてくれることも多いので、

まず、「服脱ぐの競走しようか!」

次、「洗濯機に服入れにいくの競争ね!」

次、「お風呂に足を先に入れた方の勝ちね!」と細かく区切って、途中で気が散らないような声かけをしてみてください。

 

気が散りやすい子どもはお母さんが思ってるスピード以上で次から次へと考えが移っている可能性があります。

その場合、お母さんが想像しているスピードでは間に合わないことがあるので、

結構お母さんの技術が必要になりますよ〜!笑

 

私も最初は間に合わず、娘の思考回路がどれだけ早いのか!と驚かされました・・・笑

 

慣れるまでは、「服脱ぐ」というのも細かく指示して、
「まず上の服!」「はい、次ズボン!」「はい、靴下!」と
気が散る間を与えないように指示を出して、1つずつ競走していたので、なかなか腕が必要でした^^

 

 

そして、動き出した時、動けた時は必ず、事実をそのまま褒めてあげてください。

 

「服脱ぐの早いね!」

「ちゃんと洗濯機に入れれてる〜!!!」

「お風呂入ったね〜!早かったね〜!」

全て肯定で会話を終わらせてあげてくださいね。

 

 

最初はなかなかうまくいかないこともあるかもしれません。

もし途中でやっぱり気が散ってしまって、お風呂になかなか入れなかったとしても怒らないであげてくださいね^^

「私の作戦ミス!次はどの作戦で行ってみようかな・・・!!!?」とワクワクしながら取り組んでみてくだい♪

 

 

こう考えると、それだけでもお母さんのイライラはグッと減っていきますよ〜!

成功を繰り返していくと、これほど作戦を立てなくても勝手に入ってくれるようになります。

 

私の娘も今では、特にこんな声かけはしなくてもお風呂は入ってくれるようになっていますよ★

 

ぜひ試してくださいね^^

 

発達科学コミュニケーショントレーナー
横浜 花

 

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