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ASD

言葉より先に手が出てしまう!子どもの本当の気持ち

自閉症スペクトラムタイプで自分の気持ちを言葉で表現することが苦手ですぐ怒る子が小学校で困らないようにしよう!

 

目次

言葉より先に手が出てしまって、とても苦労しました。

言葉より先に手が出てしまうお子さんを育てていると、ママの気苦労って絶えませんよね。

うちの娘も言葉で自分の気持ちを表現することがとっても苦手で、手が出てしまうことが多かったんです。

 

しかも、自分の気持ちをうまく表現できないので、保育園でトラブルが起こって先生が娘に話を聞いてくれても「娘は何も言えない」ということがほとんどでした。

 

上手く汲み取ってくれるような先生もたまにいらっしゃいますが、年長の時の担任の先生はそういったタイプではなく、

娘が「理由を言わない」=「理由もないのに〇〇をした」

という風に解釈されてしまうようになりました。

 

そうすると、娘の気持ちは一向に理解されることがなく、娘の気持ちが消化されていかないためどんどん、言葉で気持ちを表現することができなくなっていきました。

 

私にも、当時は娘の”言葉で表現する力”を伸ばしてあげる力がありませんでしたので、
どんどん表現できない気持ちを癇癪のような形で出してくるようになっていきました。

 

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なんで言葉より先に手が出てしまうの?


この自分の気持ちを言葉で表現することができないという力を伸ばすには少し時間がかかります。

 

会話自体はスラスラ会話できても、脳の特性で、自分の気持ちや考えを言葉で表現することが苦手な場合があります。

 

その場合、例えば、お友達と遊んでいても、思い通りにならなくて突然怒って、トラブルになったり、

集団生活でも突然機嫌が悪くなったり、という風に見えてしまうことが多いのです。

 

そして、先生が「どうしたの?」「何が嫌だったの?」「どんな気持ちだったの?」
と聞いても、上手く説明できないため、なんでそうなったのかわからない。

ということがよくあります。

 

 

これが続けば、先生といくら連携しようと思っても、先生がどうすればいいのか本当によくわからないという状況が起こります。

 

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そもそもなぜ、子どもは言葉で気持ちを表現できないのか?というと、「自分の気持ちを言語化できない」からなんです。

 

例えば、年長さんにもなるとほとんどの場合、
今自分は楽しい、怒っている、悲しいなど
自分の気持ちがわかり、それをどう表現すればいいのか理解していますが、自閉症スペクトラムタイプのお子さんは今自分の中に沸き起こっている感情が、怒りなのか、不安なのか、寂しさなのか、自分でもよくわかっていないことが多いからです。

 

つまり、相手に気持ちがわかりにくいだけではなく、自分自身も気持ちを理解できずその気持ちを”怒り”で表現してしまっている状態なんです。

 

 

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言葉より先に手が出てしまうお子さんは本人も困っていることが多いので今すぐ対応を。

 

この状態は、正直すぐにでも抜け出させてあげないと子どもがとても苦しい状況です。

「嫌だ」「しんどい」「悲しい」

そんな気持ちがあるのに言葉で表現できていないわけなのですから。

 

 

そして、この力を伸ばすにはある程度時間がかかります。

 

 

特に、言葉で表現することが苦手で言葉より先にお友達に手が出てしまうタイプのお子さんは要注意です。

 

気持ちを言葉で理解させて、それを表現できるようにさせるようにするには、ADHDタイプの衝動的に手が出てしまうお子さんよりも改善までに時間が必要で、少し根気がいる対応だからです!

 

 

言葉より先に手が出てしまう子には地道な成功体験が必要です。

どうやって自分の気持ちを言葉で表現できるようにするか?というと、まず、お母さんが代弁してあげます。

 

そして、スモールステップで言葉にしていければ肯定し、成功体験を地道に積み重ねていく必要があります

ですが、これはいきなりやっても上手くいかないことも多いはずです。

 

まず、お子さんを素直にして土台をしっかり作っていく必要があるので、お子さんの気持ちを言葉で表現する力を本気で伸ばしてあげたい!

と思う方は、個別相談に申し込んでください!

 

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