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小学生になっても眠いとぐずる原因と対応

もう小学生なのに、子どもが眠いとぐずっていると、ママもいい加減にしなさい!とイライラしてしまいませんか?眠くても自分で対処できるようになるママの対応をお伝えします

 

目次

1.小学生になった頃、まだ眠いとぐずっていました

私には、この4月から小学2年生になる娘がいます。

もともと少し癇癪持ちの娘でしたが、それでも年齢とともに癇癪を起こすことは減ってきていました。
 
ですが、眠たい時疲れた時お腹が空いた時、この3大ストレスのかかる時には、娘はまだ小学生になっても”ぐずる”ということがありました。
 
例えば、お出かけをしていても、眠くなると
「抱っこして〜!」
「もう重たいんだからできないよ!」
「嫌だ〜!抱っこ〜!!!!」
「できないってば!しっかりしなさい!」

と最初はなんとかイライラを抑えていても、最終的には私も我慢できず怒ってしまうということを繰り返していたのです。

疲れた時、お腹が空いた時も同じようなことが起こっていました。

 

2.”眠い”という不快感を上手に表現できない

 
なぜぐずるのかというと、自分の眠いという不快感を上手に言葉にできなかったり、表現できなくて、ぐずるという形で表現してしまっていることが多いです。

本人が自分の気持ちに気づいていないこともあります。
不快だけど、なぜ不快なのかがわかっていないということです。

「眠い」のに、「眠い」ということが言語化されず、不快感として感情に現れるので、癇癪になって出ています。


よく、発達が気になる子どもたちは、人の気持ちがわからないのでは?と言われることはよくありますが、自分の感情がよくわからないという場合も多いのです
 
 
 
それに対してママが「いい加減にしなさい!」と怒ってしまう対応は、子どもの行動に対して反応を応えてしまっていることになっているので、子どものその行動を強化してしまっていることになります。

強化=子どもの行動を繰り返し起こるようになるということ

 

3.小学生のぐずりは繰り返させないことが大事です。

 
小学生になってもぐずりがあるということは、これまでも繰り返し起こってきた可能性が高いですよね。
つまり癖になっていることが多いのです。
癖になると、ぐずりがどんどん定着してしまいます。
「眠い」と「ぐずればいい」という図式が出来上がってしまうのです。
 
なので、とにかく繰り返させないことがとても大事です。
 
 
4月は環境の変化が大きく、子どもたちは常に気を張っています。
そもそも不安定になりやすい4月なので、癇癪も起こりやすいということが娘もありました。
 
だからこそ、今のタイミングでしっかり繰り返させないように今すぐ対応していきましょう!
 
春休みは落ち着いて過ごせることも多いと思うので、しっかり対策できそうですね!
 

4.ぐずった時には共感、褒めのセットで繰り返させない

本人に自分の感情に気づかせるために、癇癪が起こったら、まず「共感」して落ち着くまで待ちましょう。

「眠いんだよね〜」
「疲れたんだよね〜」
「お腹すいたよね〜。ママもだからわかるわ〜」
 
などと言いながら落ち着くのを待ちましょう。
ハグした方が落ち着くこともあるので、ハグしながらもOKです^^
眠いなら、ベッドに自然と連れていくのもいいですね^^
 
そんな風に、子どもが自然と落ち着ける状態にしてあげて、落ち着いた時にすかさず、「自分で切り替えれたね!」と褒めてあげるようにしましょう。
 
ポイントはその時の褒めるタイミングのハードルを高すぎるものに設定しないことです。
 
例えば、ぎゃーって泣いている時に「謝ってきたら」褒めるなどを設定してしまうと、それはかなり子どもにとってハードルが高いものになるため、なかなか褒めることができないし、ママもどんどんイライラが増してしまう可能性があります。
 
大人でも夫婦喧嘩した後に謝るのってかなりハードルが高いですよね^^
 
少しでも泣き止んだら褒める!
少しでも人に当たるのをやめたら褒める!
ぐらいの簡単にクリアできるハードルを設定してあげるようにしてください!

そして、ぐずっても自分で切り替えられたという経験を積んであげることで、ぐずりは減っていきますよ^^
 
試してくださいね^^
 
 

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