ADHD ASD グレーゾーン 困りごと

気が散りやすく落ち着きがない子の入学準備

目次

こんな様子はありませんか?

 

✔何かしていても、
 すぐに気が散ってしまう・・・

✔落ち着きがないと
 先生から指摘を受けている・・・

 

うちの子に当てはまる!
と思う方は読み進めてくださいね^^

 

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「気が散りやすい」「落ち着きがない」理由は様々

実は、一言で
「気が散りやすい」
「落ち着きがない」

といっても、その理由は様々です。

 

 

ADHD(注意欠如・多動性障害)
の傾向をうっすらでも持っている
お子さんの場合

 

不注意が原因で、
気が散りやすいということがあります。

 

何かしていても、
他のことに気が散って、
うまく一つのことに集中ができないため、
気が散って落ち着きがなく見えます。

 

 

また、
自分の好きなことだったら集中できるのに
苦手なこと・やりたくないことになると
途端に集中が続かない!
というお子さんはとっても多いです。

 

もしくは多動が原因の場合、
じっとしているのが苦手で
そわそわいつも動いていて
落ち着きがないということもあります。

 

 

他にも、衝動性が高く
思ったこと・感じたことを
自分の中で「ためて」
判断することが苦手で、

そのまま行動に移してしまう、
そのまま言葉にしてしまって
順番が待てなかったり、
答えがわかってしまうと
聞かれるまで待てず、すぐに答えてしまい

落ち着きがないと思われる
ということもあります。

 

 

 

そして、一方で
自閉症スペクトラムの傾向がある
お子さんでも
落ち着きがなくなることがあります。

 

見通しを立てるのが苦手で、
予測していないことが起きたり、
想定通りに物事が進まなかったときに
不安になり、少し混乱して
落ち着きを失うことがあります。

 

 

他にも、
こだわりから
好きな電車を見たら、
自分の知識を披露せずにはいられない
といった衝動性が目立ったり、

 

自分の興味や関心で頭がいっぱいになると
それ以外に注意を払えなくなるという
不注意さも見られたりします。

 

 

つまり、

「気が散りやすい」

「落ち着きがない」

といっても、
それぞれ理由は全く違うんです。

 

グレーゾーンのお子さんの気が散りやすい理由は見分けにくい!

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さらに、
グレーゾーンのお子さんだと
この特性が複雑に入り混じっていることも
よくあります

 

場面で特性の出方が違ったり、
状況によって落ち着きのなさの
理由が違ったり・・・

 

 

だから、お母さんも対応がわかりづらいし、
もちろん先生も対応が難しくて
どうしたらいいかわからなくなる

 

結果として、
先生もお母さんに
「困っている」
ということを伝えることしかできなくなる

 

ということが起こります。

 

 

 

なので、一体我が子は
どんな特性があって、
どんな時にどうなっているのか?

だからどういう関わり方をしたらいいのか?

ということを理解して
子どもの特性に合わせて対応することで
うまくいくんです。

 

 

 

落ち着きがない子に”怒る”は逆効果

そして、なぜ早い段階で
準備を始めて欲しいか?
というと、

 

「落ち着きがない」

ということは
先生から怒られることが
とても多くなるからです

 

 

そして、、、!!

この怒られるということが

さらに「落ち着きがない」

ということを悪化させてしまう
からなんです。

 

 

つまり、入学時点で
落ち着きがなかったり、
気が散りやすい状態のままだと
怒られることが増えてしまい、
状況が簡単に
悪化していってしまうんです。

 

なので、
ある程度落ち着いて
話を聞けたり、

落ち着いて行動できる準備を
してあげて欲しいのです。

 

 

お母さんが先生に
少しの支援をお願いするにしても
そもそも、我が子のことを
きちんと理解していないと
なかなかできません。

 

 

そのため、一歩早く
準備をきちんと進めて欲しいのです!

 

今日から早速子どもの様子をしっかり見て、
なんで落ち着きがないのか、
どういう状況で落ち着きがなくなったり、
気が散りやすかったりするのか
見極めてみてくださいね^^

 

 

気が散りやすい子の集中力を高めるには?

①気が散りにくい環境を整える

例えば、お勉強をするときに、他に目に入るものがあると
気が散ってしまいやすくなります。

 

目からの刺激を少ないように整えた方が
子どもが集中しやすい環境になります^^

diligent small girl drawing on paper in light living room at home

②お母さんの声かけで最後まで集中させてあげよう!

子どもの脳はそもそも最後までやり遂げるということは
とても苦手です!

 

それを最後までやってから褒めようと思っても
なかなか褒められないということがあります。

 

そして、脳は動き出す最初が一番エンジンがかかりにくいのです。

 

だから、まず、簡単にできることからさせてみて、
エンジンがかかってきたら、集中させたい課題を与えてみます。

 

そして、課題をしている最中に、
「もうここまでできたんだね!」
「あと少しだね!」
と途中を途中を褒めて行くようにしましょう^^

 

 

②集中しているときに褒めましょう!

「集中しなさい!」という言葉よりも、
集中できているときに、
「集中できてるね!」と褒める方が
効果があります。

 

実際、集中できているときに
褒めてあげるようにしましょう^^

boy in green shirt

ぜひやってみてくださいね^^

 


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