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発達障害の理解がなく保育園転園を考えたら。まず考えてほしいこと

保育園・幼稚園の先生が発達障害に理解がないと転園を考えることってありませんか?転園したほうがいいんじゃないか?と考えたときに、少しまず考えてほしいことを経験を踏まえてお伝えします。

目次

1.発達に関しての理解がなく転園を繰り返した過去

 

娘は、小学校入学前に3つの園に通っています。
 
1回目は、1歳から入った小規模園
2回目は、年少からの幼稚園
3回目は、年中1学期に転園した保育園
 
でした。
 
1歳の頃は、小さい小規模園で、先生方がとても温かく、第2のお家のように、温かい環境で面倒を見てもらい、子どもは伸び伸び過ごしていました。
 
ですが、2歳になるときに、園の都合でその小規模園の本園に移ることになったんです。
 
そこでは、厳しい先生も多く、これまでの小規模園とは大きな違い・・・
 
 
挨拶もしてくれない先生が多かったり、お母さんたちに対して厳しく、「お母さんちゃんと躾してんの?」と言ってくるような先生もいたりして、あまりいい印象は持っていませんでした。
 
それでも友達がいたので、なんとか通っていましたが、
年少になるタイミングで、引っ越しも重なり幼稚園に通うことになったのです。
 
 
転園した幼稚園は1学年100人ぐらいいるような大規模園でした。
 
そうすると、突然娘が集団生活の中で行動が目立つようになり始めたのです。
 
 
それでもなんとか通った年少。
 
ですが、年中の時は、先生が新任の先生になり、完全に面倒が見切れていない様子でした。
これ以上娘を通わせるのはもう限界そうだな・・・と感じ、
 
年中の7月ごろに保育園に転園しました。
 
だけれども結局、保育園でも色々あり、最後は不登園になってしまう事態になったのです。
 
 

2.保育園の転園はこどもの根本的な解決にはならない

 
私は、環境が子どもを変えると思ってしまい、環境さえ合えば、子どもは対応できると思い込んでいました。


今思えば、いわゆる他力本願です。
 

ですが、結果はどうでしょうか?
 
 
外に責任を委ねている間は、少しの変化で娘の状態が変わってしまうことがあり、全くうまくいっていませんでした。
 

結局、誰かに頼っている状態では、いつか必ずほころびが出ます。

本当の問題は、環境ではなく、子ども自身のそもそもの脳の成長です。
 
これを変えてあげられるのは、お母さんしかいないんです。
 


転園を繰り返しても、子どもにとっていいことはありません。
 
それでなくても新しい環境が苦手なのに、友達と離れることを繰り返し、友達と関係を築くチャンスを奪ってきたとさえ感じます。
本当に申し訳ないことをしたと思っています。
 
なので、転園を考えた時には一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
 

3.保育園転園したほうがいいかも?と思った時に考えること

 
4月に新たに、入園した、新しい園に転園した、新しい学校に転校した。
 
そんな時に先生との相性が悪い、環境が合わなそう・・・
と思うと、転園したほうがいいのでは?と思うことがあると思います。
 
転園が絶対悪いわけではありません。

子どもにとっては本当に環境が全く合っていないこともあるからです。
 
だけれどもその前に、まず子どもの成長を考えてほしいのです。
 
転園したとしても、誰かに任せるのではなく子ども自身の成長から目を背けないでほしいと思います。
 
 

4.発達障害の子はコミュニケーションで変わる!保育園の転園を考える前にするべきこと

 
お母さんの毎日のコミュニケーションを変えるだけで子供は大きく変わります。
 
実際、私の娘も問題だらけだった子が今は特に問題なく集団生活を送っています。
 
もし、今お母さんが子どもに注意することが増えているとしたら、
まず、肯定的な関わり:否定的な関わりの割合が3:1
になるように意識してみてください。
 
それだけで子どもがぐんと素直になり始めます。
 
 
常にお母さん自身の対応を振り返って、3:1になっているか確認してみてくださいね。

 

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