目次
1.朝の支度が遅い!「早くして!」が口癖になっていませんか?
こんなお悩みありませんか?
・毎朝、時間通りに準備が進まず怒ってばかりいる。
・朝の支度を全然始めない。
・やっと支度を始めたらと思ったら、すぐに違うことに気が散って一向に準備が終わらない。
・やりたいことに一目散で、やりたくない準備を全然してくれない
・子どもに「早くして!」が口癖になってしまっている。
実は、これを続けていても、一人でさっと準備できるようにはなりません。
お母さんも「早くして!」ばっかり言って疲れていないでしょうか?
怒りたくない、怒らないでいよう、と思っているのに、朝から怒ってしまい自己嫌悪に陥ってしまっていませんか?
子どもの行動をお母さんが引き出して、イライラする毎日から卒業しましょう^^
2.朝の支度が遅い子に「早くして!」と言い続けても育ちません。
朝の支度がなかなかできないというのは、子どもの脳の特性からきています。
・やりたくないことはなかなかやらない
・目に入るものに次々と気が散ってしまう
・思ったらすぐに行動してしまう
こういった特性から、楽しくない朝の準備をスムーズにするのが苦手なんです。
この状態が続いているのであれば、お母さんが対応を変える必要があります。
子どもの脳は、行動して発達するので、いくら「早くして!」と言い続けたところで、できるようにはならないんですよ^^
では、どうやってやるの?をお教えしますね★
3.子どもが「朝の支度」がすっとできるようになるお母さんの声かけ
気が散って朝の支度がなかなか進まない子がすっと動くようになる声かけの、最初のポイントは2つです!
①指示を小さく区切る
子どもがすっと動いてくれないということは、お母さんの一回の指示が多すぎる可能性があります。
子どもは、お母さんの言った内容に、実際何をすればいいかがピンときていないと、めんどくさいなと思ってしまいなかなか行動に移せないのです。
例えば、「幼稚園行く準備してね!」と言ってしまっていても全然動いてくれない!という場合、
「幼稚園に行く準備」というのが、ふわっとしすぎなのかもしれません。
一言で準備と言っても、することはこんなにたくさんありますよね!
・朝ごはんを食べる
・歯磨きする
・顔を洗う
・お着替えする
・カバンの用意をする
これを、一つずつ分けて指示していくようにしましょう!
もっと細かく伝えている!というお母さんも多いかもしれませんね。
ですが、それで動けないということは、まだその子にとっては大きすぎる指示になっています。
例えば、お子さんは「お着替えしてね!」の声かけでお着替えができますか??
もしスムーズに行動に移せていないなら、「お着替え」の内容を細かく分けて指示してみましょう^^
「お着替え」と言っても、実は、
・パジャマのボタンを外す
・パジャマの上の服を脱ぐ
・パジャマのズボンを脱ぐ
・着替える服を選ぶする
・着替える服を用意する
・着替える袖に腕を通す
・靴下を履く
・ボタンを閉める
など結構いろんな要素が含まれています。
我が子にはどこまで細かく分ける必要があるかな?というのもぜひ分析してみてくださいね^^
もう一つ大事な要素が
②細かく褒めることです。
気が散りやすい子どもの場合、全部やり切ったら褒めようと思っていると、途中で違うことに気が散って完了できず、結局お母さんが褒められないということが起こってしまいます。
ですので、動き出した時から、行動一つするごとに声に出して褒めてあげてみてくださいね^^
例えば、お着替えであれば、
パジャマを脱ぐ⇨「脱いだね〜!」
服を用意する⇨「服を選べたね〜!」
服を着る⇨「着替えられたね〜!」
と細かく褒めてください^^
そうすることで、子どもの気が散るということも防ぐことができるので、結果的に最後までやり切れて、さらに褒めることができるようになりますよ^^
一見、こんなに丁寧にするのめんどくさいな〜と思ってしまうかもしれませんが、これを繰り返していくと、次第にここまで言わなくてもできるようになっていきます!
結果的にお母さんが楽になれるんです^^
最初だけ頑張って一刻も早く子どもを発達させるか、それともずっと怒り続ける日々を続けるか・・・
あなたならどっちを選ぶ???
*発達科学コミュニケーショントレーナー*
横浜 花